リノベ完了、暮らし始動。

リノベ完了、暮らし始動。

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みなさんこんにちは、なんでも屋の夫です。

このたび、進めてきた自宅のリノベーションが無事に完了し、実際に住み始めました。

ここからは「住まいを舞台にした学びと実践」を等身大で記録し、必要な技術・知見をできるだけ平易に発信していきます。

まずは今後の方針と、併せて進めているサービス/資格取得の近況をご報告します。

1. リノベーションを終えて、住み始めました

実装と検証を“暮らしの中”で回す段階へ
図面と机上検討のフェーズから、日々の運用で微調整するフェーズに移りました。

動線・明るさ・通風・音・におい・温湿度・配線取り回し——“使ってみて初めてわかる”細部をひとつずつ最適化していきます。

2. これから発信していく「住まい × 資格支援 × 地域づくり」

記事は実測値と手順を重視し、再現性のあるノウハウとしてまとめます。今後は次の2本柱を中心に公開します。

A) 資格取得支援のための“仕組みづくり”

  • 対象と設計:電験(三種→一種)・一等無人航空機操縦士を中心に、学習計画→演習→採点→復習を回す最短経路を設計。
  • 機能群(Sairei連携)
    • 演習の自動採点/弱点のスパース復習
    • 進捗ダッシュボード(日/週の到達度、単元別正答率、時間配分の偏り)
    • 誤答ログ→再試の自動出題、用語・公式カードの生成
    • シラバス・教材マップ(過去問→論点→参考式の双方向リンク)
  • 公開形態:テンプレート、採点ロジック、可視化の実装ノート運用手順書を順次公開。学習データは匿名化して再現実験ができる形に整えます。

B) 地域(田舎)づくりのための「住まいのアプリ的可視化」を実装

  • 可視化のねらい:家の状態と営みを可視化して、暮らしの判断と地域の維持管理を軽くする。

  • 機能群
    • 室内外センサーの時系列(温湿度・CO₂・露点・照度・騒音)
    • エネルギーフロー(消費・自家発・蓄電・待機電力の見える化)
    • メンテ台帳(部材・施工・点検周期・交換履歴のカード化)
    • 地図/間取りビュー:住まい内のどこで何が起きているかを平面図/簡易3Dで表示
    • 共有の粒度:家族/職人/地域で公開範囲を段階制御(プライバシー前提設計)
    • オフライン・ファースト:田舎環境での不安定回線を前提に、ローカル保持→同期間欠送信

  • 公開形態:データモデル、APIスキーマ、ダッシュボードUIの設計メモデモ実装を段階公開。

    地域実装での学び(失敗含む)も記事化します。

目標は、「同じ課題に向き合う誰かが、翌日に動ける資料」。テンプレ・手順・代替案・失敗例まで含めて書きます。

3. サービス展開(KagiroiOS、Sairei ほか)

ここからは、暮らしの実装で得た知見をプロダクト/ツールとして外部に開いていく計画です。まずはコードネームでご紹介します。

KagiroiOS

ねらい
エクソカーネル設計を土台に、「共に生きるAI(Co-Living AI)」 を安全に走らせる実験用OS基盤を構築する。人の主権・可監査性・可撤回性を最優先に、暮らしの観測→判断→行動サイクルをAIが補助する。

方向性

  • Exokernel志向:資源管理はカーネルが極小のプリミティブで公開し、政策(policy)はユーザ空間へ。
  • AIはユーザ空間:モデル推論・学習はLibrary OS / サービスとして分離し、capability(能力)ベースでI/Oやストレージ権限を最小付与。
  • 安全な自己更新:モデル更新やポリシー変更は署名+リプレイ可能ログで監査し、ワンショットで即時ロールバックできる仕組みを標準装備。

Sairei

ねらい
資格学習サイトとして立ち上げる。まずは自分が取得予定/挑戦中の資格(電験三種→一種一等無人航空機操縦士など)を題材に、学習資産を再利用可能な形で公開し、順次対象資格を横展開していきます。

方向性

  • 学習ループの実装:カリキュラム設計 → 演習 → 採点 → 復習の循環を最短経路で回す。
  • スパース復習:誤答・要復習論点を自動抽出し、間隔反復で最適な出題間隔を提示。
  • 進捗ダッシュボード:日/週/月の到達度、論点別正答率、解答時間の偏りを可視化。
  • 問題バンク/公式カード:過去問・自作問をタグ/難易度/論点で管理、公式は美麗な数式で即参照。
  • 記述問題の半自動採点:初期は採点テンプレ+根拠例で半自動、将来的に自動採点を拡張。
  • 共有とプライバシー:学習データは既定で非公開。クラス/個別指導向けに限定共有リンク権限粒度を用意。
  • ローカル・ファースト:現在はローカル開発中。不安定回線でも使えるよう、オフライン保存→後方同期を採用。

公開形態

  • 当面はローカル環境での開発を継続。Web公開が可能な段階に到達し次第、
    1. アルファ公開(電験三種・一等無人航空機領域の最小機能)、
    2. オープンβ(電験一種の論点拡張/記述採点の強化)、

初期スコープ(予定)

  • 電験三種~一種:過去問や背景となる数学の深堀り。
  • 一等無人航空機操縦士:法規・運航・気象の論点マップ、運転日誌の統合的管理。

4. 資格取得の近況報告

2025年09月23日現在

  • 第三種電気主任技術者(電験三種)
     理論・機械・法規は合格。残すは電力のみ。
     今後は系統・保護協調・発変電設備・送配電の弱点を重点補強し、過去問→領域別演習→計算速度の向上をサイクル化します。
     資格取得後は、電験一種の資格取得に取り組みます。
  • 一等無人航空機操縦士
     資格取得申請中(手続き待ち)
     住まい・周辺環境の点検や空撮記録を合法・安全
    に回すための体制を構築中です。

5. おわりに

リノベを終えて住み始めた今が、本当のスタートラインだと感じています。住んで、測って、直して、また書く。
この往復運動を大切に、読み手のみなさんの意思決定に役立つ実装ドキュメントを積み上げていきます。